情報社会における観光の様相
ALPSCITY SEMINAR #003
情報社会における観光の様相
観光は、これからの日本にとって避けては通れない分野だと思います。
数少ない「成長分野」などと表されることもあります。
観光に関する変化については、「コロナ前」「コロナ後」というような分け方もありますが、「デジタル社会前」「デジタル社会後」という分け方も可能だと思います。
今回は、この「デジタル社会後(情報社会)」における観光をどのように捉えることができるのか、この分野の専門家からお話を伺いたいと思います。
耳だけ参加も歓迎します。
【日時】
2023年6月11日(日) 20時00分 〜 21時30分頃まで
【テーマ】
情報社会における観光の様相
【概要】
情報社会の進展は、スマートフォンとソーシャルメディアの登場により本格化したと言えます。
これら新たなメディアの登場は、私たちの生活様式を大きく変化させました。
その変化の中には、私たちの「旅」のあり方も含まれています。
それは旅先での振る舞いが変わるといったものだけではなく、そもそもどこを旅するかの選択や、なにをしに旅をするのかという目的にまで及んでいます。
今日の観光現象を論じるためには、スマートフォンとソーシャルメディアに言及しないことは避けられないとまで言える状況にあります。
今回のアルプスシティ・セミナーでは、情報社会における観光の様相を、観光客の振る舞いに注目しながら論じてみたいと思います。
耳だけ参加も歓迎します。
【話題提供者】
菊地映輝さん(国際大学グローバル・コミュニケーション・センター主任研究員・講師/一般社団法人メタ観光推進機構理事)
1987年、北海道生まれ。博士(政策・メディア)。2017年、慶應義塾大学大学院後期博士課程単位取得退学。
東京工業大学リベラルアーツ研究教育院研究員などを経て、2019年より国際大学GLOCOMの専任研究員として就任、2023年より現職。
専門は文化社会学、情報社会論等。株式会社Lab.808代表取締役、コンテンツツーリズム学会理事、東京文化資源会議広域秋葉原作戦会議PMなども務める。
現在は、情報社会における文化事象について都市とネットを横断する形で研究を行っている。